島根・出雲市の島根ワイナリーで、2025年シーズンのワインの仕込みが始まりました。作業には、出雲市出身の元プロ野球選手・和田毅さんも参加し、ふるさとのワインを熱烈にPRしました。
新酒の仕込みが始まった出雲市の島根ワイナリー、作業に先立って営まれた安全祈願祭には、島根ワイナリーの関係者と出雲市出身の元プロ野球ソフトバンクホークスの和田毅さん。2024年シーズン限りでユニフォームを脱いだレジェンドの姿がありました。
島根ワイナリー・新藤正人代表取締役社長:
帽子がよく似合う。
和田毅さん:
エセ社員なんですけど。
野球帽ではなく、作業帽姿の和田さん。ワインの仕込みは、もちろん初体験です。
作業場でスタッフから説明を受けながら、ブドウを絞り機の中へ。
和田毅さん:
あー食べたい、全部。
日ごろからワインをよく口にするという和田さん。
引退試合のあと、関係者に贈った島根のワインをさらにPRしようと、自身のYouTubeチャンネルで紹介することにしました。
和田毅さん:
あ、おいしい本当にブドウの絞った感じ絞ったジュース。
和田毅さん:
僕が入れました!
平川翔也アナウンサー:
これは貴重な!いい酸味ですね。
和田毅さん:
甘みもあってね。
作業初日の6月17日に、出雲市内の18軒の農家から持ち込まれた原料のデラウエアは1200キロ余り。
冬場の気温が低かった影響で生育が遅れたものの、酸味や糖度などはワインに適した仕上がりになったということです。
島根ワイナリー・新藤正人代表取締役社長:
和田元投手に使っていただくというのは、全国に広めていただくというのは、ワイナリーにとって本当にありがたいと思っております。
和田毅さん:
自分もこの中に入って良かったのかなというくらいありがたいことだった。地元のワインを知ってもらうという良い機会になると思いますし、こちらの方に少しでも恩返しという形でできて良かった。
和田さんが仕込んだワインは、8月8日から島根ワイナリーや県内の酒の販売店などに並ぶ予定です。
また作業の様子は、和田さんのYouTubeチャンネルで7月以降に公開されるということです。