6月17日の山陰地方は最高気温が30℃を超える厳しい暑さが続きました。
熱中症への注意が必要ななか、この真夏のような暑さは6月下旬に入っても続く予想です。

17日も厳しい日差しが照りつけた山陰地方。
朝から気温が上がり続け最高気温は、鳥取で32.8℃、米子で31.7℃など7月下旬並みの暑さになりました。

鳥取砂丘の観光客:
今年1番の暑さですね。ジメっと暑苦しい。

これは晴れた上に、上空が暖かい空気・暖気に覆われたためです。
山間部でも気温が上がり、津和野で33.1℃、智頭で猛暑日に迫る34.4℃と山陰両県9か所で2025年最高を記録しました。

観光客:
とても暑いです。雨に降られなくてよかったです。

村上遥アナウンサー:
午後1時半ごろの松江市です。非常に強い日差しが照り付けています。手元の温度計見てみますと猛暑日一歩手前の暑さとなっていて、立っているだけでも汗が吹き出して来ます。

松江市島根町の砂浜では、すっかり夏気分の人たちもいました。

レジャーを楽しむ人:
夏みたい、きょう。良い天気の時ブラジル人はバーベキュー大好き。

レジャーを楽しむ人:
空がきれいなのでやっぱり最高です。

この真夏のような暑さは、しばらく続く見込みです。その理由は?

山根収気象予報士:
天気図を見ても「梅雨の中休み」が続くことを示しています。きょう九州付近にあった梅雨前線。これがあすになると消えてしまいます。そして太平洋高気圧の張り出しがより強まる見込みです。このため来週にかけても雨の降る日があっても、最高気温が30℃以上の真夏日が続く、異例の「高温多湿」の状態で熱中症に十分ご注意ください。

この熱中症予防で目安になるのが「暑さ指数」です。
気温と湿度、そして地表からの照り返しなどの輻射熱を総合して数値を出します。
これが「28」以上になると厳重警戒。「31」以上は危険とされていて、18日は山陰両県で「31」以上と予想されています。
外出を避けたりエアコンを活用して、「高温多湿」を乗り切ってください。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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