速報です。大町町に勤務する60歳の職員が収賄の疑いで逮捕されました。町の業務委託をめぐり、入札情報を漏らす見返りに業者から現金10万円を受け取った疑いが持たれています。
逮捕されたのは事件当時、大町町の企画政策課長で現在は農林建設課の副課長・古賀壯容疑者60歳と、江北町の会社役員、米原正彦容疑者67歳の2人です。
古賀容疑者は、大町町の「ふるさと応援寄附金」の管理にかかる業務委託の入札業務をめぐり秘密事項である入札の参加業者が作成した企画提案書を米原容疑者に提供し、おととしの1月から2月の間に、その見返りとして現金10万円を受け取ったとして収賄の疑いが持たれています。
また情報提供を受けて現金10万円を渡した米原容疑者は贈賄の疑いが持たれています。
事件を受け、大町町の水川一哉町長は「事件の内容については聞いていないので応えられない」としたうえで、「まじめで何でも積極的に取り組む職員だっただけに信じられない」と話しました。
