有田町出身で現在イタリアのミラノで活動している溝上和政さんの作品展が佐賀で初めて開かれています。
溝上和政さんは、有田町出身で30年以上イタリアのミラノで創作活動を続けています。
溝上さんの作品は、1110度で焼締められたイタリアの土「テラコッタ」を樹脂や顔料で鮮やかに着色しているのが特徴です。
多くの人に色鮮やかなテラコッタの世界を見てもらおうと、会場にはデッサンやスケッチなど約50点が並んでいます。
こちらの作品は、代表作の「月から見た地球」。
地球の海や雲、大陸を俯瞰して見ると、“大きな人間”の形に見える瞬間を想像して描いています。
【美術家 溝上和政さん】
「自由に想像してもらい身体と目で見て素直に感じてほしい」
作品展は有田町の九州陶磁文化館で6月22日まで開かれています。