官製談合事件で前の町長が辞職したことに伴う佐々町長選挙は、15日に投開票が行われ、無所属新人で元町議会議員の浜野亘さん(69)が2964票を獲得し、ほかの新人3人との戦いを制し、初当選しました。
当選した浜野亘氏
「佐々町の名誉回復のため、皆さんの意見をもらいながら、町づくりを頑張っていきたい」
選挙戦では、入札制度の見直しや子育て支援、 耕作放棄地の活用などを訴え、票の獲得につなげました。
投票率は過去最低だった前回から2.24ポイント上回る63.11パーセントでした。
16日午後、初登庁した浜野新町長は職員から拍手で迎えられました。
町長室で入札制度の改革について質問を受けると―
浜野亘 新町長
「電子入札にできないか、そういうところを先に進めたい」
約3ヵ月ぶりに町役場へ町長が戻った佐々町。
信頼回復に向けた今後の町政の舵取りに注目が集まります。