6月13日、セ・リーグ首位・阪神との3連戦に臨んだ楽天イーグルス。カード初戦のセレモニアルピッチにはパリオリンピック卓球女子団体銀メダリスト仙台市出身の張本美和選手が登場しました。

試合前には西口と藤井から手ほどきを受けた張本選手。特訓の成果は…ワンバウンドでキャッチャーに届き「まっすぐ投げられた」と自己評価は90点!ファンを盛り上げました。

試合は2回、楽天先発・ハワードがピンチを招きます。ヒットとなりますが、センター・辰己が張本選手と同様見事なワンバウンド送球!ゴールデングラブ賞4年連続受賞の実力を見せます。

その後、2点を先制されますが、4回に1点を返し、なおもチャンスで4月27日以来のスタメン起用となった武藤が一塁線を破る2点タイムリー3ベース!プロ6年目でレギュラー奪取を狙う武藤の一打で、楽天がカード初戦を制します。

続く2戦目は9回、同点に追いつかれ、なおも満塁のピンチ。ここでビッグプレーが飛び出します。痛烈な打球をセカンド小深田がさばくとキャッチャー石原がセカンドを狙ったランナーをアウトに!ダブルプレーで絶対絶命のピンチを切り抜けます。

すると延長10回、一打サヨナラのチャンスで先ほど好プレーを見せた石原が劇的なサヨナラタイムリー!5時間超えの熱戦をものにし、楽天がカード勝ち越しに成功します。

そして、6月15日、3戦目も延長戦に突入する熱戦に。

楽天は最終12回ウラ、ランナー1塁2塁で三木監督が代打に送ったのは春季キャンプ中に怪我で離脱し、6月12日に一軍昇格したばかりの黒川!セカンドゴロも、三塁ランナー・宗山がホームに生還。2試合連続となる劇的なサヨナラ勝ちで楽天が同一カード3連勝を飾りました。

仙台放送
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