１６日夕方、仙台市泉区の歩道で、中身が見えないよう細工された不審物が見つかりました。警察が爆発物の可能性もあるとみて、不審物を回収し鑑定を進めています。
不審物が見つかったのは、泉区上谷刈の歩道です。警察によりますと、１６日午後５時ごろ、歩いて通りかかった人から「道にバッグが落ちている」と、近くの交番に届け出がありました。届け出を受けて警察が現場に駆け付けたところ、バッグの中には、黄色い紙に包まれた上に白いテープで何重にも巻かれた物体が入っていたということです。
警察は不審物と断定し、周辺の仙台北環状線を交通規制するとともに、機動隊の爆発物処理班を出動させ、回収作業にあたりました。そして、不審物の発見から約２時間４０分後の午後７時４０分に、不審物を回収したということです。
記者リポート
「不審物は交通量の多い交差点近くの街路樹で見つかり、現場は一時通行止めとなりました」
警察は、回収した不審物が爆発物の可能性もあるとみて、鑑定を進めています。
