長崎中学校や桜馬場中学校など、長崎市中心部の歴史ある3つの中学校の統合案がまとまり、市では今後、新しい学校名や跡地の活用策を検討することになりました。

統合されるのは、長崎市の長崎中学校と桜馬場中学校、それに片淵中学校の3校です。

16日は市議会一般質問で市政クラブの梅原和喜議員が統合と跡地の活用について尋ねました。

西本徳明 教育長 
「桜馬場中は施設の老朽化、片淵中は学校の小規模化、長崎中は学校の小規模化と施設の老朽化という課題があり、3つの中学校の統合と、桜馬場中の建て替えによって解決を図ることとしています」

市によりますと、4年後の2029年4月、片淵中の校舎に桜馬場中と片淵中が統合されます。

その後、2034年4月に桜馬場中の跡地に完成した新校舎に長崎中も統合する計画です。

地域の統合検討会で今年1月、計画案が了承されました。

新しい学校の名称は3つの中学校の生徒のほか、その中学に進学する桜町小学校など、5つの学校の児童などから募る予定です。

長崎中、片淵中の跡地の活用については、民間事業者からの意見も聞きながら検討する考えです。

テレビ長崎
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