夏の贈りもの「お中元商戦」がスタートしました。福井市にある西武福井店では13日、従業員らによる決起集会が開かれました。今年は猛暑や物価高が商戦に影響しています。
お中元商戦の決起集会には西武福井店の従業員約50人が参加し、これから始まる商戦に向け士気を高めていました。
福井西武では、13日からお中元の特設コーナーを開設そ、約1100点を扱っていて、このうち約3割が福井ならではの商品です。
ことしの商戦の特徴は、夏の猛暑を意識した品ぞろえです。
福山千奈アナウンサー:
「今年も厳しい暑さが予想されているなか、注目はアイスやゼリーなど涼しげなスイーツです」
涼感を誘う商品を全面に打ち出し、商品数も1割増やしました。暑い夏を楽しむための見た目も涼やかなスイーツが今年の目玉です。
福山千奈アナウンサー:
「今年の特徴としてもう一つ。小分けで手軽に食べられる商品が増えています」
背景にあるのは物価高。数年前に比べ、菓子類を中心に1割ほど値上がりしています。そこで、包装をなくして価格を抑えた商品を前年より4割増やして展開。さらに 小分けにし手軽さを演出しています。
訪れた客は「娘のおしゅうとさんに…お世話になっているので」「主に果物。マンゴーとか普段食べられないものを贈りたい」「息子娘夫婦と両親に何がいいか聞いたら『冷や麦がいい』というので」などと話し品定めしていました。
特設コーナーは7月27日まで設けられています。