沖縄県内でこどもホスピスの設立を目指す団体が豊見城市で講演会を開き、施設が果たす役割などについて説明しました。

講演会を開催したのはこどもホスピスの設立に向けて2022年から県内で活動を続けているNPO法人です。

こどもホスピスは小児がんや、重い病気の子どもたちとその家族の心の拠り所となる施設で大阪府で小児科医をする多田羅竜平さんがこどもホスピスの役割について講演しました。

大阪府総合医療センター 多田羅竜平さん:
子どもたちや患者さんが患者役割を果たすためにそこにいるわけではないということです。(こどもホスピスは)子どもが病気であることを忘れられる場所であり病気を持つ親であることを忘れられる場所

参加者は:
こどもにもみんな平等に(緩和ケアの)機会や空間が提供されるべきではないかなと

講演会を主催した宮本二郎代表理事はこどもホスピスについて知ってもらい、県内でも関心が高まることを期待したいと話していました。

沖縄テレビ
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