福岡県筑後市の蔵元で造られた焼酎がフランスで開かれた日本酒の品評会で『最高位』を受賞し、社長らが服部知事に喜びを報告しました。
福岡県庁を訪れたのは、筑後市にある西吉田酒造の吉田元彦社長と吉田恭子取締役です。
西吉田酒造は、自社で製造する「はだか麦焼酎 初潮」が、去年フランスで開かれた日本酒品評会「Kura-Master(クラマスター)2024」の麦焼酎部門で、最高位にあたる「審査員賞」に選ばれました。
「クラマスター」の審査員は、一流ホテルのソムリエなど飲食業界に携わるフランス人が中心で、食べ物との相性に重点を置いて審査します。
「初潮」は、麦の香ばしさとチョコのような甘みが特徴の焼酎だということです。
◆西吉田酒造 吉田元彦 社長
「焼酎というのは、まだ世界的に見るとマイナーなお酒なので、1つのきっかけとして、今後世界にアピールできるようなものになっていけば」
服部知事は、「福岡県産のお酒が評価されたのは、とても誇らしい」「今後も支援を続けたい」と話していました。