蒸し暑い日が続く中、福岡県太宰府市に涼を感じる風物詩がお目見えしました。
参拝前に手や口を清めるための手洗鉢に浮かべられた色とりどりのアジサイ。
太宰府天満宮に13日、お目見えしたのは、花手水(はなてみず)です。
コロナ禍で神社の手水が使えなくなった時に各地の神社で広まった取り組みで、涼を感じてもらおうと5年前から毎年この時期に設けられています。
13日朝、境内で切り出したり氏子から奉納されたりした1000以上のアジサイが浮かべられ、多くの参拝者が足を止めていました。
◆参拝者
「爽やかな感じがしていいですよね。目で楽しむ感じがとてもいいです」
「すごくきれい。今年初めてアジサイを見た。来て良かったです」
◆太宰府天満宮 高山博子 権禰宜
「日本最大級の大変大きな手洗鉢にアジサイをいっぱい浮かべておりますので、その迫力と、色とりどりのアジサイを楽しんでいただけると思います」
涼しげな花手水は、アジサイを入れ替えながら1週間ほど楽しめる予定だということです。