福岡県内各地で空き巣を繰り返していた疑いで70代の男2人が逮捕され、警察は25件(被害総額1114万円相当)の犯行を確認し、このうち5件を検察に送って捜査を終えたと発表しました。

福岡県粕屋町の無職、森田富男容疑者(70)と粕屋町の無職の男(72)は去年9月、共謀して福岡県志免町の住宅に侵入し、現金5万5000円や商品券6枚などを盗んだ疑いで今年1月に逮捕されました。

その後の捜査で2人が去年5月から今年1月にかけて飯塚市や宮若市などで空き巣など25件(被害総額約1114万7250円相当)の犯行に関与したことが確認され、警察はこのうち5件を検察に送って捜査を終えました。

2人は知人どうしで、築年数が古めの家を狙い、下見を重ねて住民が外出したのを確認してから盗みに入っていたということです。

現金のほかに指輪やネックレスなどの貴金属を盗み、買い取り店で現金に換えていました。

2人とも容疑を認め、森田容疑者は「年金だけでは生活が苦しく、遊興費や生活費が欲しかった」などと話しているということです。

テレビ西日本
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