東京・江戸川区で2日、車道中央を走る自転車が突然ふらつき、追い抜こうとした車と接触しかけた。撮影者が危険を感じ「端に寄った方がいい」と運転手に声をかけるも、「うんうん」と意味が伝わっていないような返答をされたという。自転車は通行帯違反、車は衝突していれば救護義務違反などに問われる可能性があるという。
車道中央を走る自転車が突然右へフラフラ
東京・江戸川区で2日午前10時半過ぎ、カメラが捉えたのは、なぜか車道の真ん中を走る自転車だ。

撮影者は「左に自転車通行帯があるんですけど、ど真ん中を走ってたので危ないなと思って…」と話す。
そこに、追い抜こうとする車が現れ、撮影者は「やべーな、こわい!こわい!危ない!危ない!」と声をあげた。

自転車が、突然右へフラフラ。撮影者によると、このとき車の左後方が自転車と接触したように見えたという。思わず撮影者は「ぶつかったよ?」と声を漏らす。
その後に撮影者は自転車の運転手に声をかけた。
撮影者:
「端に寄った方がいい」って声かけさせて頂いた。そしたら「うんうん」って答えていたので。たぶん日本人ではないのかなと。
衝突していた場合は車の方に重い責任
なぜか車道のど真ん中を走っていた自転車と、強引に追い抜いた車。もし衝突していた場合、どちらに非があるのか。

交通ルールに詳しい高山俊吉弁護士は「双方に非があります。車道を走る自転車は通行帯違反。走り去っている車は、もし人身事故があれば救護義務違反と報告義務違反(の可能性)。どちらがより重い責任があるかといえば、走り去っている車の運転手の方により大きい責任がある」と話す。
撮影者はこの映像を警察に提出したという。
(「イット!」6月12日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(11枚)