福井県が委嘱した国民生活基礎調査の調査員の1人が、調査員証を紛失していたことが分かり、県は統計調査を装う“かたり調査”に注意するよう呼び掛けています。
県によりますと調査員は6月8日に紛失に気付き、翌9日に県に報告。県は本人に十分に捜索するよう指示しましたが見つからず、11日に警察へ遺失届を提出しました。
県は国民生活基礎調査を装った“かたり調査”に悪用される恐れがあるとして、注意を呼び掛けています。
県は、調査票を配布した調査員が再訪することがあっても、別の調査員が自宅を訪れることはないとして、不審な調査活動に気付いた場合は県地域福祉課まで連絡をして欲しいとしています。
