岩手県の食の魅力を発信し販路の拡大を目指す大規模な商談会が、6月11日に盛岡市で開かれました。
海外のバイヤーも訪れた中、各企業が自慢の品を売り込みました。
「いわて食の大商談会」は県などが毎年開いているもので、2025年は県内の食品メーカーなど104社が出展したのに対し、中国や東南アジアや含む約350人のバイヤーが参加しました。
このうち岩手町のハッピーヒルファームは今回が初めての出展。
酪農を本業とするハッピーヒルファームでは、数年前から飼育した牛のミルクを使ったアイスを販売していて、2024年秋には新たにチーズを開発しました。
ハッピーヒルファーム 千葉雄大代表取締役
「試食してもらいすごく好評をいただいているので、今後のつながりをつくっていけたらなと。皆さんに負けないように売り込んでいきたい」
このほか会場には大豆ミートを使った総菜など、インバウンドのニーズに応える商品もあり、出展した各企業はバイヤーに試食を勧めながら取り引きを模索していました。
中国のバイヤーは「しょうゆや日本酒がかなり人気」「岩手県の優秀な商品をお客さまに喜んで買っていただける努力をしていく」と話していました。
県では2025年度名古屋や大阪などでも商談会を開く予定です。