6月12日、随意契約で売り渡された政府の備蓄米の販売が、岩手県矢巾町のスーパーで始まり、用意された分が20分足らずで完売しました。

矢巾町のスーパーアークス矢巾店では、午前9時の開店を前に243人が列を作りました。

一番乗りの人は「6時半から並んでいた。お米を大事に大事に食べていて、ちょうどなくなったのでこれは並ばなくてはと思って来た」と話していました。

12日は、2022年産の古古米5kg1袋・税込み2139円が300袋店頭に並びました。
1家族1袋の制限がある中、開店から20分足らずで完売しました。

岩手県内で随意契約の備蓄米が販売されたのはこれが初めてです。

購入した人
「麺類ばかり食べていたので、久しぶりにお米食べられるという感じ」
「娘の家族と分けようかなと思う。もうちょっと安くなってほしい」

ベルジョイス グロサリーバイヤー 吉田秀寿さん
「備蓄米についてはお客様からの問い合わせをたくさんいただいでいたので、いち早くお届けしたい考えだったので、お届けできてよかった」

運営会社のベルジョイスでは6月中にグループ全店(県内51店)での販売を予定していて、日程が決まり次第ホームページなどで告知するとしています。

備蓄米について県内のほかの小売店では、ドン・キホーテは6月中に販売を目指すとしている一方、薬王堂・いわて生協・イオンでは販売時期は未定だとしています。(6月12日時点)

岩手めんこいテレビ
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