気象台は11日午後9時に口永良部島の噴火警戒レベルを、火口周辺規制の「2」から入山規制の「3」に引き上げました。
口永良部島では4月上旬から地震活動が活発化し、火山性地震はこの10日間で135回発生しています。
気象台は新岳および古岳の火口から概ね2キロの範囲と、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベルを入山規制の「3」に引き上げました。
レベル3になるのは約8カ月ぶりです。
気象台は火口から概ね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。