鹿児島県内の「百日ぜき」の患者数が年間の過去最多を更新しました。
百日ぜきは風邪のような症状で始まり、激しいせきが長期間続くのが特徴で、1歳以下の子供では死に至るケースもあります。
鹿児島県によりますと、6月8日までの1週間の県内の患者数は78人で、前の週より8人減りましたが、依然として高止まりの状況です。
また2025年の累計は745人で、すべての患者数を把握する統計となった2018年以降では最多となっています。
県は、ワクチンの接種やうがい、手洗いなど感染予防策の徹底を呼びかけています。