アメリカ西部ロサンゼルスでの移民取り締まりに反発する抗議デモは5日目を迎え、市長はダウンタウンの一部の地域に夜間外出禁止令を出しました。
ロサンゼルスのダウンタウンでは、抗議活動の5日目もデモ隊と当局との間で散発的な衝突が続いています。
混乱に乗じた略奪行為も相次ぎ、バス市長は、リトルトーキョーを含むダウンタウンの一部の地域に夜間外出禁止令を発令しました。
トランプ政権は、デモ隊への対策として州兵を4000人に倍増させたほか、海兵隊の派遣を決定していて、現地メディアは海兵隊約700人がロサンゼルスに到着したと報じました。
カリフォルニア州のニューサム知事は政権の対応について、「火に油を注いでいる」などと強く批判しています。
トランプ大統領:
(Q.対処するため「反乱法」を発動するか?)反乱が発生すれば当然発動する。様子を見よう。
トランプ大統領は抗議デモを激しく非難した上で、自身が介入しなければ「ロサンゼルスは今、燃えていただろう」などと正当性を主張し、大統領が反乱を制圧するために軍を派遣する「反乱法」の発動を示唆しました。
発動すれば、軍に強い権限が与えられることになります。