今年5月、広島県福山市の通信制高校で同級生3人をナイフで刺して殺そうとした疑いで逮捕・送検された17歳の女子生徒について、刑事責任が問えるかを判断するため、約3カ月の鑑定留置が行われることになりました。
この事件は先月21日、広島県福山市の通信制高校に通う17歳の女子生徒が果物ナイフで同級生3人の肩や背中周辺などを刺し、逮捕・送検されたものです。
警察の取り調べに対して女子生徒は容疑を認め、「学校内の人間関係にもつれがあった」という趣旨の供述をしていたということです。
この女子生徒について、検察は事件当時の精神状態を調べるための「鑑定留置」が今月6日から始まったことを明らかにしました。
期間は9月1日までの約3カ月間で、精神鑑定などを行い刑事責任を問えるかを判断するとみられます。