秋田県鹿角市の子どもたちが果樹園でモモ作りをお手伝い。おいしいモモができるよう小さな実を摘み取りました。

鹿角市の柴平小学校の児童は、果樹園を手伝うことでモモの栽培を体験しています。

10日は6年生26人が「かづの北限の桃」として出荷される川中島白桃の隣り合う実や小さな実を摘み取りました。

果樹園の山本喜代宏さんに「先端から元のほうに引くと取れる。引っ張らずに取る」と教わると、作業のスピードがあがりました。

実の数を調整することで甘くて大きいモモが育つため、児童たちは木や実を傷つけないよう丁寧に作業を進めていました。

摘果を体験した児童は「教えてくれたやり方を覚えてしっかりできるようになって楽しい。小さい実をすぐ取り、大きい実を残すよう気をつけた」「取り方が難しかったが楽しい。大きくおいしくピンクに育ってほしい」と話していました。

生産農家・山本喜代宏さん:
「子どもたちが地元の特産物に親しんでもらうのが一番大事。この経験からモモ農家になってくれるとうれしい」

児童は9月に収穫を体験します。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。