大阪・関西万博の会場で基準値の20倍の「レジオネラ属菌」が検出された問題です。
その後の対策も、効果がなく53倍にまで増殖していたことがわかりました。
万博会場の南側で水上ショーが行われる「ウォータープラザ」をめぐっては、6月4日、基準値の20倍の「レジオネラ属菌」が検出され、その後、水上ショーの中止が続いています。
「レジオネラ属菌」は水辺などに生息する細菌で、感染すると肺炎などを発症する可能性があり、博覧会協会は配管掃除や消毒のための薬剤の投入など対策をしてきました。
しかし6月7日の再検査で、基準値の53倍にまで増殖していることが10 日、わかりました。
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博覧会協会の担当者は、海水の循環量を増やすなどの新たな対策を講じていくとしています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月10日放送)