鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」の目ぞろえ会が10日、市内で行われました。
収穫の目安や出荷の基準などを確認する目ぞろえ会には、17軒の農家が参加しました。
千年の歴史があるとされる鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」は、光沢のある丸い形から「黒い宝石」とも呼ばれています。
農家は「寒い日が続いたので生育が少し遅れている。これからが勝負。ジューシーさが特徴。油で焼いて味噌をつけて食べるのがおいしい」と話します。
収穫量は2024年より2万個多い約7万個を見込んでいます。
吉川ナスの収穫は11月頃まで続き、鯖江市内のスーパーのほか、嶺北を中心にJAの直売所でも販売されます。