アメリカのトランプ大統領は、不法移民の取り締まりをめぐり抗議デモが激化するロサンゼルスへの州兵派遣について改めて正当性を主張しました。
トランプ大統領は8日、記者団の取材に応じ、不法移民の摘発に抗議するデモ隊を鎮圧するために行われた州兵の派遣について「民主党は武装勢力ではなく不法移民の味方を続けている」とカリフォルニア州知事の対応を非難し、派遣の正当性を主張しました。
さらに海兵隊の派遣については「国や市民に危険が及ぶと判断すれば、法と秩序を考慮し、強硬な対応を取る」と説明しました。
一方、トランプ氏は1807年に制定された「反乱法」の発動については、「反乱があるかどうか次第だ」と述べるにとどめました。