サクランボの生産量日本一の東根市で種をどのくらい飛ばせるかを競う大会が開かれた。
(菅原清か)
「佐藤錦発祥の地・東根市でサクランボの種を飛ばす大会が始まった。飛ばすコツはおいしく食べて勢いよく出すこと」
競っているのはサクランボの種をどのくらい飛ばせるか。
「さくらんぼ種飛ばしワールドグランプリ」は東根市や市の観光物産協会などが毎年この時期に開いている。
8日は県の内外から多くの参加者が集まり、受付開始からおよそ2時間で定員の1000人に達した。
種飛ばしに使うのは東根市産の「佐藤錦」で、真っ赤なサクランボをおいしく味わった後体を使いながら吹き飛ばしていた。
(天童市から)
「(飛ばすコツは?)バスケットボール投げるみたいに!」
(東根市から)
「甘酸っぱい。(来年は)1m60cmよりもっと飛ばしたい」
(酒田市から)
「タネをプッてするのが楽しかった」
「きょうよりも遠くに(飛ばせるように)頑張りたい」
「たのしかった。(来年も出たい?)出たい」
(仙台市から)
「10m90cm(10メートル超え!コツは?)ない。(今回が)初めての参加」
こちらの男性は広島県から参加。なんと出場回数17回の「大ベテラン」だ。
(広島県から)
「旬のものをおいしく食べたいというのが始まり。タネについた実を完全に取りきること(がコツ)」
この男性の記録は9m40cm。自己最高を更新した。
最高記録は東根市の男性の15m40cmで去年の記録を3mほど上回った。