去年10月に行われた衆議院議員選挙について、県内の高校3年生を対象に行った投票に関するアンケートの結果が公表された。

アンケート調査は県選挙管理委員会が、県内全ての高校(57校)の3年生1クラス程度を対象に行い、うち39校、1116人から回答を得た。

それによると、選挙権があった生徒のうち「投票をした」生徒の割合は74.0%だった。前回、4年前の衆院選からは4.9ポイント下がったが、県全体の投票率60.82%を上回っている。

投票に行かなかった理由は「用事があったから」が55.7%と最も多く、次いで「面倒だった」が8.9%。

また、期日前投票制度を知っている割合は56.0%と、前回から1.7ポイント増加した一方で、不在者投票制度を知っている割合は13.1%と、認知が広がっていないことが分かった。

県選挙管理委員会では「若年層でも投票率は低下傾向にあるため、今後も啓発活動を行っていく」としている。

さくらんぼテレビ
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