2025年は平年よりも遅い梅雨入りとなった沖縄地方。来週は晴れ間もありますが2025年の梅雨の期間の降水量は平年と比較してどれぐらいなのか気象予報士にききました。
6日の沖縄地方は梅雨前線の影響で本島地方は雲が広がったところが多くなりました。
梅雨入りからおよそ2週間…2025年は平年よりもやや雨の少ない梅雨となっているようです。
ウェザーニューズ 山上和浩気象予報士:
地点によって異なるところはありますが、だいだい今年は100ミリから200ミリ程度のところが多くなっています。これに対してこの時期までの平年の降水量は、150ミリから250ミリ程度ですので、平年よりも少なく推移しております
向こう1週間の天気を見ると、本島地方では晴れ間が出る日も。
このまま、梅雨が明けるのでしょうか?
ウェザーニューズ 山上和浩気象予報士:
来週前半晴れるといってもその後中頃ですね。またすぐに雨が降りやすくなるので、梅雨明けに関しては、その雨が終わった後になるのではないかと見ております
一方、梅雨明けの不確定要素となっているものがあります。
それが2025年まだ1つも発生していない台風です。
現在フィリピンの東の海上には発達した雲が・・・。
ウェザーニューズ 山上和浩気象予報士:
直ちに台風として発生・発達することはないかと見ているんですけれども、早ければ今週末もしくは来週の前半くらいに熱帯低気圧・台風として発達する可能性があります。まだ確実性がないところではあるのですが、台風として発達した場合、南西諸島こちらに進んでくる可能性はあります
熱帯低気圧や台風が通過して北上したあと暖かく湿った空気が流れ込み梅雨前線の活動を刺激することで大雨となる恐れもあります。
ウェザーニューズではこの大雨のあと15日から20日頃梅雨明けするのではないかとみています。