アメリカ・ノースダコタ州で、旅客機と空軍の爆撃機が接近し、衝突しかけるトラブルがあった。

今月18日、ミネソタ州を出発した旅客機が、ノースダコタ州の空港に着陸しようとした際、突然、急旋回を強いられた。

当時、アメリカ空軍のB-52戦略爆撃機が空港近くのイベント会場の上空で展示飛行を行っていて、旅客機の機長は着陸後、急旋回した理由を説明した。

スカイウェスト航空の機長(機内アナウンス):
空軍基地にはレーダーがあるのに、なぜ「B -52が空域内にいる」と知らせてくれなかったのか。

スカイウェスト航空の機長(機内アナウンス):
おわびし、ご理解に感謝する。きょうは楽しい一日ではなかったですね(機内拍手)

乗客・乗員にけがはなかった。
アメリカでは、今年1月に軍用ヘリと旅客機が衝突し、67人が死亡する事故が起きていて、空軍は今回の通信状況などを調査している。