19世紀と20世紀に活躍した世界の芸術家のポスターを一堂に集めた企画展が、岩手県盛岡市の県立美術館で開かれています。
ポスターは古代ローマ時代から存在したと言われていて、印刷技術の進歩とともに新しい表現が生み出されてきました。
会場には19世紀と20世紀の芸術家たちが手がけた作品約160点が展示されています。
ワインの広告ポスターは“ポスターの父”と言われるフランスのジュール・シェレが1894年に発表したもので、黄色のドレスを着た躍動感あふれる女性がワインを注ぐ姿が印象的です。
また観光用のポスター、20世紀を代表するアンリ・マティスがフランス屈指のリゾート都市ニースを描いたもので、明るい外の光が室内にあるテーブルの上のザクロを照らしています。
芸術性の高い作品を集めたこの企画展は盛岡市の県立美術館で8日まで開かれています。