「あじさい神社」として親しまれる春野町西分の六條八幡宮。20年以上前に地元の愛好会が一株から育て始め、今ではおよそ1500株100種類以上にまで増えました。
毎年いの町から:
「手入れする人大変だと思う。最高、ここはきれいです!」
2025年は冬の寒さの影響で例年より色づきが10日ほど遅く、今は四分から五分咲きです。
六條八幡宮に咲いているアジサイの多くは、牧野富太郎博士が名付けた「ヒメアジサイ」。鮮やかな青が涼を感じさせます。新しく植えられた「ダークエンジェル」は「てまり咲き」と言われる丸みが特徴です。
また、世界中には2000種類を超えるアジサイが存在し、次々と新しい品種が登場していると言います。
鍛治屋明香アナウンサー:
「ダークエンジェルや初恋など、アジサイは色だけでなく名前も様々なんです。こちらのアジサイ、ミセスクミコという名前なんですが由来は何か分かりますか」
ミセスクミコは、開発した群馬の花農家の男性が妻の名前を取って「クミコ」と名付けたのだそうです。
見た目も名前も様々、楽しみ方も多彩なアジサイです。
六條八幡宮 新川一也 宮司:
「西分の地域になくてはならない春野町になくてはならない存在です。もうすぐ梅雨入りですが、蒸せる梅雨の時期にひとときの涼を求めて春野町においでいただきたい」
六條八幡宮のアジサイは来週から2週間ほどが見頃だということです。