軽くて丈夫なことから様々な分野での応用が期待されている「炭素繊維複合材料」。そのリサイクル技術を確立しようと金沢工業大学に新たな開発拠点が誕生しました。
金沢工業大学では軽くて丈夫なことから世界的に航空機や自動車のボディなどで使われている炭素繊維複合材料の研究を県などと進めています。
今回、国内で初めてドイツの研究機関「フラウンホーファーIGCV」との共同開発拠点を立ち上げることになりオープニングセレモニーが行われました。
開発拠点では炭素繊維複合材料をより広く社会で実用化するため、リサイクルして活用する技術などの研究が行われます。
金沢工業大学 大澤敏学長:
「この炭素繊維が社会の中で非常に重要な役割を果たしていてエネルギーコストやSDGSにつながるということを非常に期待しているところです。」
共同開発の期間は2029年までの5年間です。