20年に一度の「式年遷宮」に向けて、木曽ヒノキを切り出す神事が2025年6月5日、行われました。

 岐阜県中津川市の国有林で行われた「裏木曽御用材伐採式」は、三重県の伊勢神宮で8年後に迎える式年遷宮の行事の1つです。

「三ツ紐伐り」という伝統的な技法で、杣(そま)と呼ばれる職人らが、三方向から同時に斧を入れ、樹齢およそ110年、高さ26メートルほどのヒノキ2本を切り倒しました。

 切り出されたヒノキはご神体を納める器に使われるということで、6日、中津川市内の道の駅などで一般公開された後、7日に伊勢神宮に運ばれます。

東海テレビ
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