去年の兵庫県知事選挙の期間中、NHK党の立花党首が、「斎藤知事を告発する文書を作成したのは県議だ」などと街頭演説で発言したことが名誉毀損にあたるとして、県議が損害賠償を求めて訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは兵庫県議会の丸尾牧議員です。
訴状によると、NHK党の立花孝志党首は、去年の兵庫県知事選挙の期間中、街頭演説で斎藤知事の疑惑に関して、「実は丸尾県議とかが書いたんですって、あの告発文書を」などと発言しました。
丸尾議員は「悪質極まりなく、違法性は極めて高い」として、慰謝料など合わせて1100万円の賠償を求めて神戸地裁尼崎支部に提訴しました。
丸尾議員は6月5日午後に会見を開き、次のように話しています。
【兵庫県議会 丸尾牧議員】「虚偽の発信をして人をおとしめることは許されない。立花さんは自身を正義の味方と言いながら、ウソをばらまいて、民主主義の基盤を壊している。歯止めをかけるためにも、立花さんにはこの間やってきたデマの発信に責任を取らせる必要がある」
(関西テレビ 2025年6月5日)