2024年に秋田県内で生まれた子どもは3282人で、18年連続で過去最少を更新しました。
厚生労働省のまとめによりますと、2024年に県内で生まれた子どもは3282人でした。前年より329人減少し、18年連続で過去最少を更新しました。
女性1人が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.04で、全国で44番目の低さでした。
また、出生率と死亡率の差を示す自然増減率はマイナス15.9で、13年連続全国ワーストです。
自殺率は人口10万人当たりの割合が20.0で、全国3番目の高さとなりました。
このほか、がん死亡率は人口10万人当たり458.0で28年連続、婚姻率は人口1000人当たり2.5で25年連続で全国ワースト。
脳血管疾患の死亡率は人口10万人当たり154.4と全国2位で、3年ぶりに全国ワーストを脱却しました。
鈴木知事は「人口減少に加え、結婚や子どもを持つことに対する価値観の変化など複合的な要因があると考える。子育て世帯のAターンを促進するとともに、婚姻に結び付く取り組みで県民が成果を実感できるよう努めていきたい」とコメントしています。