5日は「怒り」とどう向き合うかを考えます。

街では「女性軽蔑視な(発言をされて)怒りに狂いました」「小さいことで積もったのかプツンときて、ガンッみたいな」といった声が聞かれました。

ついつい「怒り」を抑えられない時ってありますよね?
「怒り」の感情が生まれてから理性が働くまでは「6秒」かかると言われています。

そして、6月6日は「アンガーマネジメントの日」。
6秒の「6」とムカムカするの「ム(6)」をかけています。
「怒りと上手に付き合いましょう」という日です。

誰にでもある怒りがこみ上げる瞬間。

例えば、職場ではルールを守らなかったり、同じミスを繰り返す部下に対して「何をやっているんだ」と問い詰める上司。
夫婦間では、食後に食器を片付けない、ゴミ出しをしない夫に対して「なんで手伝わないの?」とイライラする妻。

このように「怒り」を感じた時は、理性が働くまでの6秒間の行為で感情をコントロールできるといいます。

日本アンガーマネジメント協会・戸田久実代表理事:
深呼吸も有効です。長く吐くことが大事で、3秒間くらいで息を鼻から吸ったら口から6秒間かけてゆっくり吐く。

また、手をグーパーさせることも効果的で、「怒り」の意識を別のところに持って行くことが大切なんだそうです。

日本アンガーマネジメント協会・戸田久実代表理事:
イライラしてお互いぶつかり合うんじゃなくて、お互いの価値観のすりあわせの対話ができる。そんな世の中になればと思っています。