国会では、選択的夫婦別姓を導入する法案の実質審議が始まりました。
衆議院の法務委員会では、立憲民主党と国民民主党がそれぞれ提出した選択的夫婦別姓導入法案の質疑が行われました。
立憲民主党・鎌田衆院議員：
実に28年ぶりとなります選択的夫婦別姓法案の審議であります。国民の皆さんの関心も高く、私たち立法府のものは応えていく責任がある。
一方、同姓を維持しつつ旧姓を戸籍に記載して使用を広げる法案を提出した日本維新の会は、国民民主案について、「出てきたのは、ほぼ立憲の案だった。ほぼイコールだ」と疑問を呈しました。
自民党内で意見が割れ、野党内での意見も隔たる中、今国会での法案成立は見通せない状況です。
