梅雨を迎えるこれからの時期に心配なのが食中毒。特に弁当は食べるまでに時間が空くため注意が必要です。最新の対策グッズを取材してきました。
弦間彩華アナウンサー：
じめじめムシムシしてくるこの時期、注意すべきなのが食中毒。特に対策が必要なのがお弁当です
調理後、食べるまでに時間が空いてしまう弁当。
保管状況によっては細菌が増え、食中毒につながるおそれがあります。
どう防げば良いのでしょうか？
静岡県衛生課・田中寿彦さん：
加熱したものに関してはしっかり冷ましてもらって、粗熱を取った状態で弁当箱に入れてもらった方が弁当箱のフタを閉めたときに熱がこもらない。しっかり冷ましてもらいたい
大切なのは加熱した食材をしっかり冷ますこと。
静岡市の生活雑貨店で様々な対策グッズを紹介してもらいました。
ハンズ静岡店キッチン担当・山崎恵美子さん：
こちらの解凍プレートは冷凍した食材を解凍するだけでなく、弁当の粗熱取りにとっても便利。熱々の弁当を持っていくと食中毒の原因になるので、こちらで素早く冷ましてもらえたら
自然解凍の6倍の速さで解凍できるプレートは弁当を盛りつけながら使用でき、忙しい朝の時間にぴったりです。
ハンズ静岡店キッチン担当・山崎恵美子さん：
こちらはフタが保冷材になっている。中に保冷剤が入っているので少し重いが、このまま弁当箱に載せてもらうと、保冷効果がある
前日に冷凍庫で凍らせておけばフタが保冷材の代わりに。
フタと保冷剤が一体化しているため入れ忘れも防げます。
一方、この富士山型の保冷材は一般的なマイナス温度の保冷剤と違い食品を凍らせずに冷却できるのが特徴です。
また、菌の増殖を抑えるのも重要なポイントです。
ハンズ静岡店キッチン担当・山崎恵美子さん：
紹介したいのが「ドーバーパストリーゼ」です。調理前の手はもちろん、まな板、包丁、調理器具などに使える。食品添加物なので食品にも直接かけてもらえる
酒造用と同じ純度の高いアルコールを使用しているため、弁当に直接吹きかけることも可能。
緑茶由来のカテキンも配合されていて長時間の抗菌作用が期待されています。
また、こちらのシートは銀イオンが練りこまれているため、弁当に乗せるだけで菌の繁殖を抑えられます。
夏場も安心して弁当を味わうために。
食中毒対策に改めて目を向けるとよさそうです。
