新茶がおいしい時期です。
4日、長崎県庁で恒例の「長崎茶市」が開かれ、県内の7つのお茶所の新茶が揃いました。
会場では飲み比べもでき多くの人でにぎわいました。
2025年に長崎県内で生産された「蒸し製玉緑茶」。
質が高く、出来は農家の折り紙付きです。
JAながさき県央 東彼杵茶業部 藤田正和 会長
「冬場の休眠が十分にできたお茶だったので、ここ数年で一番良いお茶ができているんじゃないかと思う」
東彼杵や佐世保など県内7つの市と町の生産者が、4日、長崎県庁を訪れ大石知事に新茶を贈りました。
その味わいに知事も…
大石賢吾 長崎県知事
「非常にやわらかで甘い味がします。新茶らしい爽やかな感じで非常に美味しい」
一方、県庁のエントランスでは4日限定で「長崎茶市」が開催され、長崎県内のお茶所の新茶が一堂に集まりました。
各地の味を楽しめると茶市は毎年人気で、2025年で5回目の開催です。
この時期におすすめなのが「水出しの緑茶」です。
ゆっくり抽出する分、色が鮮やかで香りとうま味が際立つといいます。
会場では日本茶インストラクターが7つの産地の玉緑茶を提供し、飲み比べて気に入ったものを購入することができます。
新茶の飲み比べ・購入した人
「産地ごとに違った味がして、こんなに幅広い味があるんだなと思ってすごく面白いと思いました」
父の日を前に、会場では長崎県内産のバラの花束も販売され人気を集めていました。
バラの花束を購入した人
「前回カーネーションを買って、母にプレゼントしたらすごく喜ばれて、今回も絶対買いたいと思って」
長崎茶市は秋にも長崎市のベルナード観光通りで開催される予定です。