米子空港と台湾を結ぶ定期便の運航開始に合わせて、米子市の小・中学校の給食で台湾の家庭料理が提供されました。
豚肉を甘辛いタレで煮込んだ台湾で人気のB級グルメ「ルーローハン」。
そして「きゅうりの和え物」に「大根のスープ」、台湾の庶民に愛される家庭の味です。
5月29日、米子空港と台湾を結ぶ直行便が運航を始めたのに合わせて、米子市の小・中学校36校で提供された給食です。
このうち就将小学校では、台湾の国際交流員の葉可全(ヨウ カゼン)さんが、3年生の児童と一緒に味わいました。
児童:
美味しいです、甘しょっぱいです。
あまりの美味しさにおかわりをする児童もいました。
児童:
(台湾に)とても興味を持ちました。
台湾の国際交流員・葉可全さん:
台湾に対する思い、皆に伝わったと思います。これからも交流を拡大していきたいです。
給食のあと、児童から葉さんに「食」に関する質問も。
児童:
台湾はあまり牛のお肉を食べないんですか。
台湾の国際交流員・葉可全さん:
牛は畑で働いている。牛は農家たちの友達です。大事な資産、財産でもありますので、牛を大事にする気持ちがある。牛は食べないようにしています。
市は、こうした特別給食などを通じて、子どもたちが様々な国や地域の文化に触れる機会を提供していきたいとしています。