鳥取市の青谷高校で、鳥取砂丘の砂を使って砂像を作る出前授業が行われ、生徒たちが「青谷ならでは」の砂像制作に挑戦しました。
この出前授業は、鳥取砂丘の砂を使った砂像作りを通じて地元の魅力を再発見し郷土愛を育んでもらおうと、鳥取の砂で地域おこしをしている「鳥取砂のルネッサンス実行委員会」が、2024年から県内各地の高校で行っています。
青谷高校では、2年生7人が5月上旬から砂像づくりを開始。
生徒たちは、実行委員会の講師などから手ほどきを受けながら、青谷上寺地遺跡で発掘された弥生人の頭蓋骨や、出土した人骨から復元された弥生人の顔など、地元の青谷町にちなんだ題材で砂像を制作しています。
講師:
ここから先をカーブで。カーブもていねいに、ていねいに。
生徒:
弥生人の出てきた骨を再現しています。顔の輪郭とか彫るときが結構難しくて苦戦してます。
生徒:
一回も失敗できないのが難しい。
鳥取砂のルネッサンス実行委員会・花井健太さん:
砂の上に立って、さわって、彫って、そういうのを体感してもらって、もう一回地元の魅力を再発見してもらえれば。
砂像は、完成したあと7月3日に学園祭で披露されます。