お中元商戦がスタートしています。新潟市のデパートでは6月4日、お中元の特別会場が設けられ、さっそく大切な人への贈り物を選ぶ人の姿が見られました。
新潟市中央区の新潟伊勢丹に4日オープンしたのは、お中元のギフトセンターです。黒埼茶豆や海産物など、県の特産品を中心に会場には約1000点が取り揃えられました。
【記者リポート】
「多くの商品が並んでいますが、やはり気になるのはコメです」
会場に設けられたコメのコーナーには、新之助や魚沼産コシヒカリなど県のブランド米が並び、中には数種類を少量ずつ詰め合わせたセット商品も。
【新潟伊勢丹 三崎敬 店長】
「我々としては、昨今のコメの状況をしっかり受け止め、1年前から商品を選定してお客さんに不足感がないように努めた」
コメ不足の影響で去年に比べ、価格は6割~8割高騰したものの、在庫は去年の8割ほどにあたる量を確保しました。
また、今年は佐渡金山の世界遺産登録1周年を記念したギフトや“伝統的な酒造り”としてユネスコ無形文化遺産に登録された日本酒の飲み比べセットなども注目されているといいます。
【訪れた人】
「新潟の海産物とか、コメとか(を贈る)」
【訪れた人】
「もらって喜んでもらえるようなものをいつも考えて選んでいる。元気でやっていますという報告も兼ねて」
【訪れた人】
「ソバとかお菓子とか夏用のもの。これを贈るとみんな喜んで電話をくれて、元気な声も聞ける」
【新潟伊勢丹 三崎敬 店長】
「お客様同士の絆を確かめ合うこと、また、お元気でいてほしいなど、ギフトのご利用に関して親身にお手伝いをさせていただく」
新潟伊勢丹のギフトセンターは7月28日まで開かれています。