備蓄米の販売が長崎県内でも4日から始まりました。
五島市のドラッグストアでは、販売開始から1時間ほどで完売しました。
ドラッグストアコスモス吉久木店 谷尾 栄友 店長
「こちらの方に展開しておりましたが、もう完売というかたちになっています」
五島市にある「ドラッグストアコスモス吉久木店」です。
2022年産の備蓄米、いわゆる「古古米」が80袋入荷し、5kg税込1980円、ひとり1点に限って販売しました。
混乱を避けるため事前告知はしませんでしたが、午前9時の開店から1時間10分ほどで完売したということです。
買い物客からは「本当に入荷すると思っていなかった」など驚きの声も聞かれました。
買い物客
「おいしいのかどうかは気になりますけどね」
い物客
「（家計は）きつい。やりくりしてる。少なめに食べたりしてね」
「食べたいですよ、米は。やっぱり日本の主食やもんね」
買い物客
「農家の方も利益が出ていればいいですけどね。その辺は安ければいいっていう問題じゃないんでね。ちょっと複雑ですけどね」
このほかの米は5kg税込4000円台後半で販売されています。
買い物客
「（Ｑ今買ったお米は？）4700円じゃないですかね。」
「（Ｑ最近の米の値段は？）めちゃめちゃ高いですよ」
コスモス薬品は今回の随意契約で「古古米」を2万トン確保しています。
ドラッグストアコスモス吉久木店 谷尾 栄友 店長
「精米に時間がかかりますので、入荷時期に関しましては未定というかたちになっておりますが、なるべく早く店頭に並べるよう努めてまいります」
長崎県内では「イオン九州」や「ミスターマックス」などでも準備が整い次第、備蓄米を販売する予定です。
コスモス薬品は五島、壱岐、対馬の店舗でそれぞれ80袋、あわせて240袋を販売しました。
他のスーパーなども6月上旬から中旬の販売を目指していて、ホームページなどで情報を発信するとしています。
