兵庫県の斎藤知事の疑惑をめぐる問題で、NHK党の立花党首がSNSの投稿により兵庫県議会の議員の名誉を毀損した疑いなどで書類送検されました。
立花党首は4日午後、関西テレビの取材に応じました。
【NHK党 立花孝志党首】「私としては無罪を確信しております」
NHK党の立花孝志党首は、去年11月、自身のYouTubeやXに、「奥谷議員は悪人」「県の元幹部が死亡した原因を隠ぺいしている」という趣旨の内容を投稿。
斎藤知事の告発文の調査を行う百条委員会の委員長を務めた奥谷謙一県議は、立花党首の投稿で、名誉が毀損されたとして刑事告訴していました。
さらに去年11月の知事選挙中には、奥谷県議の自宅兼事務所の前で、立花党首は「ひきこもってないで出て来いよ」「あまり脅しても奥谷さんが自死されても困る」などと演説していました。
【NHK党 立花孝志党首】「この先ずっとこの家に閉じこもっておくんですか。出て来い奥谷!ほんとに」
【NHK党 立花孝志党首】「あんまり脅しても、奥谷さんが自死されても困るので」
奥谷県議は、業務を妨害されたなどとして被害届を出していました。
捜査関係者によると兵庫県警は4日、立花党首を名誉毀損や威力業務妨害などの疑いで、神戸地検に書類送検したということです。
立花党首は関西テレビの取材に対し、「奥谷県議の名誉を毀損する発言はした」としたうえで、演説については脅迫などにはあたらないと話しました。
【NHK党 立花孝志党首】「演説の内容・ボリューム・時間、どれにおいても適切な選挙運動の範ちゅう。司法の判断がこれは有罪となれば、潔く場合によっては刑務所に行くことについても致し方ない」
そして改めて「無罪を確信している」と強調しました。