秋田県鹿角市の小学生が3日、3年後の収穫を目指してシイタケの菌の植え付けを体験しました。

体験に参加したのは鹿角市の大湯小学校の3年生22人で、シイタケ栽培を通じて森林の役割や大切さを学びます。

栽培活動に先立ち、まずはキノコについて学びました。

職員から「人や動物も菌と同じ祖先から進化してきた。キノコは100%菌でできていて、菌そのものを食べることができるのはキノコだけ」と教わると、児童たちは真剣な表情で聞き入っていました。

この後、実際にほだ木となるミズナラとクリの木40本に菌を植え付けていきました。

体験した児童は「木にシイタケの菌を入れた。楽しかった」「菌を入れるのが難しかったけど楽しかった。大きく、おいしく育ってほしい」と話し、収穫が待ちきれない様子でした。

米代川源流自然の会・宮野和秀会長:
「森林の大切さやどうやって守っていくかを学んでほしい」

シイタケが大きくなるのは3年後。児童たちが6年生になったら収穫体験です。

秋田テレビ
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