IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長はウクライナを訪問し、ウクライナへの継続的な支援を確認しました。
IAEAのグロッシ事務局長は3日、首都キーウでシビハ外相やガルシチェンコ・エネルギー相らと会談しました。
会談では、チョルノービリ原子力発電所など、ウクライナ国内の原発の安全確保やロシア軍によるザポリージャ原発の占領による脅威などについて協議したということです。
グロッシ氏は会談後、自身のSNSで「ウクライナ国内の原発の新設や修復、変電所の点検などエネルギーインフラの再建を支援する方法を共有した」と述べ、IAEAとしてウクライナへの継続支援を確認したと明らかにしました。
グロッシ氏は侵攻以降、ウクライナとロシアを定期的に訪問しています。
ロシアメディアによりますと、グロッシ氏は近くロシアを訪問し、国営原子力企業「ロスアトム」の総裁らと会談する予定だということです。