災害時の司令塔となる防災庁の設置に向けた政府の有識者会議が開かれ、他の省庁に対し勧告権を持たせることなどを盛り込んだ報告書案が取りまとめられました。
報告書案には、防災庁を内閣直轄の組織として専任の大臣を置くほか、司令塔としての機能を強化するため、他の府省庁の政策に対する勧告権を持たせることなどが盛り込まれました。
この他、防災庁が取り組むべきこととして、平時から事前防災を推進することや、被災した自治体とのワンストップ窓口となり、支援を行うとしています。
政府は報告書をもとに具体的な検討を進め、2026年度中の設置を目指します。