夏の暑さ対策の一環として、植物のツルで日差しをさえぎる「緑のカーテン」作りが、米沢市の保育園で行われた。
緑のカーテンは、ツル性の植物を建物の外に這わせてつくる夏の暑さ対策の一つで、日差しをさえぎり室内の温度を下げる効果がある。
米沢市の東北電力ネットワーク米沢電力センターは、環境や省エネについての関心を高めてもらおうと、毎年、営業所近くの明星保育園で園児と一緒に緑のカーテンを作っている。
2025年は社員8人が保育園を訪れ、年長組の23人と一緒にプランターに土を入れ、ゴーヤやアサガオなどの種をまいていった。
また、ツルをはわせるネットの設置作業に使った高所作業車の乗車体験も行われ、園舎の2階ほどの高さから地上にいる友だちに手を振るなどして楽しんでいた。
(園児)
「(Q.何の種植えた?)アサガオ。(Q.どうだった?)楽しかった」
「大きくなってほしい」
緑のカーテンは、順調に成長すれば7月中旬には暑さ対策に効果を発揮するという。