南伊豆地域の4つの市町で進めるごみ処理施設の計画について、その中の1つ、南伊豆町が脱退を決めました。理由は財政的な負担です。
6月2日に集まった下田市・松崎町・南伊豆町・西伊豆町のトップ。
共同での新たなごみ処理施設の建設を目指していましたが…。
南伊豆町・岡部克仁 町長:
最終的には離脱をさせてもらうことを決めた。先ほど報告させてもらった
南伊豆町が脱退を決定。
その理由は財政的な負担です。
すでに老朽化で使えない南伊豆町のごみ処理施設。
新たに1市3町で建設する場合、町が負担する費用は53億円。
しかし、人口は減り続け財政は悪化しています。
民間業者にごみの処理を委託した方が今後40年で約20億円負担軽減すると試算しました。
この判断に町民は…。
南伊豆町の住民:
いろいろ考えた末の決断だと思うので(しょうがない)安くなった方がいいとは思う
南伊豆町の住民:
自分の(ごみの)面倒は自分で見るような感じで自立した自治体であってほしい
財政的な問題で脱退を決めた南伊豆町。
苦渋の決断を下しました。