6月4日からの「歯と口の健康週間」を前に仙台市内の小学校で上手な歯磨きの仕方などを子供たちが学びました。

泉区の泉松陵小学校では5年生56人が歯みがき大会に参加しました。歯みがき大会は大手日用品メーカーの「LION」が1932年から全国で開催しています。

子供たちは、歯科衛生士や東北大学歯学部の学生たちと一緒に、歯と口の健康について学びました。近年、小学生の虫歯の割合は減っている一方、歯肉炎の割合は増えているということです。

歯肉炎は歯垢が原因で起こります。子供たちは歯と歯の間や、歯茎のすき間についた歯垢を効果的に落とすデンタルフロスの使い方を学びました。

5年生
「歯と歯の間に汚れがあることを知った。デンタルフロスをたくさん使っていきたいと思った」
「虫歯がまだないので虫歯を作らないように、これから歯みがきを頑張りたい」

ライオン歯科衛生研究所 武儀山みさき歯科衛生士
「歯みがきの習慣を身につけてもらい、上手に歯を磨けるようになってほしい」

6月4日からは、む(6)し(4)歯の予防ということにちなんで「歯と口の健康週間」とされ、6月10日まで各地で啓発活動などが行われます。

仙台放送
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